Meta広告の動的なパラメーター

Meta広告(旧Facebook広告)で、広告のリンク先URLに動的な変数(パラメーター)を追加して、ユーザーやキャンペーンに関する情報をトラッキングすることが可能です。

これは、動的URLパラメーターまたはUTMパラメーターとして知られ、Google Analyticsやその他の解析ツールと組み合わせて広告の効果を計測するために活用されます。

Meta広告で使える主な変数としては、以下のようなものがあります:

1. 動的パラメーター(Dynamic URL Parameters)

Meta広告は以下の動的パラメーターをサポートしています。

  • {{campaign.name}}: 広告キャンペーン名
  • {{campaign.id}}: 広告キャンペーンID
  • {{adset.name}}: 広告セット名
  • {{adset.id}}: 広告セットID
  • {{ad.name}}: 広告名
  • {{ad.id}}: 広告ID
  • {{placement}}: 広告が表示された配置(例: フィード、ストーリーズ)
  • {{site_source_name}}: 広告の表示場所(Facebook、Instagramなど)

これらの変数を広告リンクのURLに挿入することで、クリックが発生したときにその情報がURLパラメーターとして自動的に追加されます。

2. 使用例

例えば、以下のようなURLを設定することで、トラッキングに使用できます。

https://example.com?campaign_name={{campaign.name}}&adset_name={{adset.name}}&ad_id={{ad.id}}&placement={{placement}}

クリックされた場合、実際のURLは次のような形に展開されます:

https://example.com?campaign_name=Campaign1&adset_name=AdsetA&ad_id=123456789&placement=feed

3. UTMパラメーターと組み合わせる

UTMパラメーター(Google Analyticsでトラフィックを分析するためのパラメーター)も使えます。例えば、以下のように設定できます:

https://example.com?utm_source=facebook&utm_medium=cpc&utm_campaign={{campaign.name}}&utm_content={{ad.id}}&utm_term={{placement}}

これにより、Google Analyticsでどの広告がどのキャンペーンからトラフィックをもたらしているかを簡単に追跡することができます。

まとめ

Meta広告では、キャンペーン名や広告IDなどを動的にURLに埋め込むことが可能です。これにより、広告のパフォーマンスを詳細にトラッキングでき、より効果的な広告運用が実現できます。

設定周りで悩んだら、お気軽にご相談ください。
問合せの際は「web担当者を見た」とお伝えください。

この記事を書いた人

デジタルマーケティングに16年間従事しているMITSUIです。Google AnalyticsとGoogle Tag Managerが大好きで、これらのツールを活用した情報提供を行っています。ブログではデジタルマーケティングに関する情報や最新のトレンド、ベストプラクティスを紹介しています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次