KAGOYA VPSでLAMP構築。Apacheサーバーインストール・ファイヤーウォールの設定まで。

kogoyaVPSでLAMPを構築したので、その備忘録その1。

備忘録その2。

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kagoyaにはそもそも、最初のインスタンス作成時点で、LAMP、CentOS、debian、ubuntuを選択できるので、LAMPを選択すれば終了なのですが、せっかくなのでCentOSだけいれた状態でやってみたいと思います。

これ書いたあとに気づきましたが、他にも色々と選べるみたいです。
インスタンスの種類

目次

まずはApacheサーバーインストール・ファイヤーウォールの設定までの手順。

  1. kagoyaアカウントの作成
  2. インスタンスの作成
  3. kagoyaVPSに接続
  4. 作業ユーザー作成
  5. 鍵認証の設定
  6. SSHの設定
  7. Firewallの設定

1:kagoyaアカウントの作成

Kagoyaのアカウントをまず作成、kagoyaのページヘ。

お申込みをクリッすると下記の画面に推移します。

まずはアカウント作成

  1. 規約の同意
  2. お客様情報の入力
  3. カード情報の入力
  4. 確認画面
  5. お申込み完了

1日30円からの課金なので、気にいらなければすぐに退会すれば、30円で済みます。(現在は、1日120円のプランにしています。UNIXベンチはこちら。

2:インスタンスの作成をします。

ここで、サーバーの構成を決められます。

LAMP、CentOS 32/64、debian、ubuntuから選択できます。

インスタンス作成

今回は、CentOS64を選択して、TypeAにします。(後からボタンひとつでアップグレード可能です。)

3:いよいよkagoyaVPSに接続

インスタンスの作成が終わったら、いよいよ接続です。
(今回使用PCはwindousなのでTera Termを使います。)

kagoyaVPSにrootでログインし、パッケージの更新をしたあとに言語設定を日本語に変更。

まずは、最新の状態にする。(kagoyaの場合、作成時点で最新の状態でした。)

# yum update

次に日本語化

# vim /etc/sysconfig/i18n

LANGを、 LANG=”ja_JP.UTF-8″にする。

4:作業ユーザーの作成

rootではなくほかのユーザーを作成し(ここではhogehoge)hogehogeが管理者として行動できるように設定します。

まずはユーザーの作成。

# useradd hogehoge
# passwd hogehoge

上記を入れたら、任意のパスワードを入力。

一般ユーザー(hogehoge)でもルート権限で作業ができるコマンド(sudo)が実行できるようにする。

まずは、hogehogeをwheelグループに入れる。

# usermod -G wheel hogehoge

Wheelグループがsudoを使えるようにする。

# visudo

wheelを検索(/)して、下記の#%wheel部分の頭のシャープを削除して保存(:wq)

## Allows people in group wheel to run all commands
#%wheel        ALL=(ALL)       ALL

visudoコマンドがないと出た場合は、yumでsudoをインストールします。

# yum -y install sudo

 

5:鍵認証を行う

パスワードでも良いけれど、パスワードだとセキュリティ上不安があるので鍵認証行う。
この鍵がないとログイン出来ないようにする。

VPS側に公開鍵の保管場所を作成する

# mkdir ~/.ssh
# chmod 700 ~/.ssh

Tera Term(テラターム)を使用して、秘密鍵、公開鍵を作成

公開鍵を先ほど作成したディレクトリ(~/.ssh)にscpでUPする。

UPする際に、authorized_keysに名称をし、chmodで600に変更

6:SSHの設定

まずは、ポート番号を自分の好きな数字に変更 1024~65535

編集前にバックUPファイル作成

$ sudo -s
# cp /etc/ssh/sshd_config /etc/ssh/sshd_config.org
# vim /etc/ssh/sshd_config

Portで検索し、#Port 22 のシャープ削除して、任意の数字に変更。 (今回は5511に設定)

PasswordAuthで検索 して PasswordAuthentication yesをnoに変更。

PermitRootで検索し、#PermitRoot yes の#を削除して、noに変更。

:wqで保存して、sshd再起動して確認。

# service sshd restart

7:Firewallの設定

vim /etc/sysconfig/iptables を作成して、設定を書き込む。

# vim /etc/sysconfig/iptables

以下、書込む内容

*filter
:INPUT    DROP    [0:0]
:FORWARD  DROP    [0:0]
:OUTPUT   ACCEPT  [0:0]
:SERVICES -       [0:0]
-A INPUT -i lo -j ACCEPT
-A INPUT -p icmp --icmp-type echo-request -m limit --limit 1/s --limit-burst 4  -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m state --state ESTABLISHED,RELATED -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m state --state NEW -j SERVICES
-A INPUT -p udp --sport 53 -j ACCEPT
-A INPUT -p udp --sport 123 --dport 123 -j ACCEPT
-A SERVICES -p tcp --dport 5511 -j ACCEPT
-A SERVICES -p tcp --dport 80 -j ACCEPT
-A SERVICES -p tcp --dport 443 -j ACCEPT
-A SERVICES -p tcp --dport 10000 -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 20 -j ACCEPT
-A INPUT -p tcp -m tcp --dport 21 -j ACCEPT
COMMIT

保存して、iptablesをstartさせればOK。

# service iptables restart
# iptables -L

iptables -Lで開いてるポートの確認

これで、VPSのファイヤーウォールの設定まで完了。

備忘録その2。→

参考にさせて頂いたサイト

さくらのVPS入門 (全21回) – プログラミングならドットインストール
Ssh公開鍵認証ログインの記事一覧 | Tera Term(テラターム)の便利な使い方

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングに16年間従事しているMITSUIです。Google AnalyticsとGoogle Tag Managerが大好きで、これらのツールを活用した情報提供を行っています。ブログではデジタルマーケティングに関する情報や最新のトレンド、ベストプラクティスを紹介しています。

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