AdWordsのコンバージョンとGoogleAnalyticsのコンバージョンの差異

Google Analytics
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AdWordsの管理画面では60件のコンバージョンだが、GoogleAnalyticsでAdWordsのコンバージョンを見ると40件しか無いと、上司から指摘を受けた。

まったく・・・。
コンバージョンの計測の仕方が違うため、コンバージョン数は違くて当然なのである。

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分かりづらいので、具体例で説明していく。

AdWordsの広告をクリックし離脱、その後、自然検索経由で訪問しコンバージョンをしたと仮定。

この場合は、自然検索でのコンバージョンが1件、GoogleAnalyticsでは計測される。

一方、AdWordsの管理画面でもコンバージョンが1件追加される。

 

なぜこの様になるか、AdWordsとGoogleAnalyticsのコンバージョンの考え方を解説する。

AdWordsのコンバージョン計測

AdWordの広告をクリックして、30日間以内のコンバージョンを計測。
(30日間は、7~90 日の間で選択が可能。デフォルトでは30日間)

つまり、最初の広告をクリックしてから30日以内にコンバージョンをすれば1件にカウントされる。

ユニークコンバージョン

2回コンバージョンをしても1回で計測

資料請求や問合せをコンバージョンとしている場合は、このユニークコンバージョンを見れば良い。

すべてのコンバージョン

コンバージョンの回数がそのまま計測される

ECサイト等、ユーザーが何度もコンバージョンを行う場合は、この指標を見れば良い。

GoogleAnalyticsのコンバージョン計測

セッションごとに計測をしていく。

セッションが変わるタイミングで、参照元は上書きされていく。

セッションが変わるのは以下の3点

1) 30 分以上ユーザー行動がない場合、タイムアウトになり、新たなセッションになる(変更無し)
2) その日の終わり日付が変わるタイミングで自動的にセッションが新たなセッションになった(変更なし)
3) 以下のトラフィック示すデータのどれかが変わったとき
utm_source、utm_medium、utm_term、utm_content、utm_id、utm_campaign、gclid

Google Analyticsの公式ブログ Google アナリティクスのセッションの定義変更について

最初の例に当てはめると、utm_mediumがcpcからorganicに変わるため、セッションは書き替わることが分かる。

 

AdWords広告の貢献を見えるように

コンバージョン > マルチチャネル

から、コンバージョンに起因したセッションを把握できる。

 

 

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