【2019年度版】Googleタグマネージャー(GTM)の設置場所

2016年11月にGoogleタグマネージャー(GTM)のスニペットコードが新しくなりました。

これに伴い、新しいスニペットコードは設置場所が一部<head>内のなるべく上の方、と一部<body>の直下に設置するようになりました。

目次

まずは以前のGoogleタグマネージャーのスニペットコードを見てみます。

以前のスニペットコード

<!-- Google Tag Manager -->
<noscript><iframe src="//www.googletagmanager.com/ns.html?id=●●●●●●●"
height="0" width="0" style="display:none;visibility:hidden"></iframe></noscript>
<script>(function(w,d,s,l,i){w[l]=w[l]||[];w[l].push({'gtm.start':
new Date().getTime(),event:'gtm.js'});var f=d.getElementsByTagName(s)[0],
j=d.createElement(s),dl=l!='dataLayer'?'&l='+l:'';j.async=true;j.src=
'//www.googletagmanager.com/gtm.js?id='+i+dl;f.parentNode.insertBefore(j,f);
})(window,document,'script','dataLayer','●●●●●●●');</script>
<!-- End Google Tag Manager -->

以前のスニペットコードでは、scriptタグとnoscript タグが一緒になっていました。新しいスニペットコードでは、このscriptタグとnoscriptタグが別々になっています。あとは、読み込むjsコードがhttpsになったくらいです。

新しいスニペットコード

<!-- Google Tag Manager (scriptタグ) -->
<script>(function(w,d,s,l,i){w[l]=w[l]||[];w[l].push({'gtm.start':
new Date().getTime(),event:'gtm.js'});var f=d.getElementsByTagName(s)[0],
j=d.createElement(s),dl=l!='dataLayer'?'&l='+l:'';j.async=true;j.src=
'https://www.googletagmanager.com/gtm.js?id='+i+dl;f.parentNode.insertBefore(j,f);
})(window,document,'script','dataLayer','GTM-PD69N8');</script>
<!-- End Google Tag Manager (scriptタグ) -->


<!-- Google Tag Manager (noscript) -->
<noscript><iframe src="https://www.googletagmanager.com/ns.html?id=GTM-PD69N8"
height="0" width="0" style="display:none;visibility:hidden"></iframe></noscript>
<!-- End Google Tag Manager (noscript) -->

上がscriptタグ、下がnoscriptタグ になります。noscriptタグはjavascriptが使用できない環境の場合に読み込まれるスニペットコードです。

まとめ

scriptタグは<head>内に設置 、 noscriptタグは<body>直下に設置 すればOKです。

ちなみに以前のスニペットコードでも問題ないので、以前<body>直下に設置した方はそのままでも大丈夫です。

以前のスニペットコードの設置場所のままだと、GoogleOptimizeの利用が出来ない等不具合もあります。

 

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングに16年間従事しているMITSUIです。Google AnalyticsとGoogle Tag Managerが大好きで、これらのツールを活用した情報提供を行っています。ブログではデジタルマーケティングに関する情報や最新のトレンド、ベストプラクティスを紹介しています。

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