bandicamで撮ったキャプチャーがPremiereで編集するとずれる

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Adobe Premiere Pro CC と bandicam を使用して、eラーニング用の動画を作成していたところ、「Premiere編集画面上はまったく問題がないのに、エクスポートした動画を確認すると、途中からbandicamの動画(スライド動画)が先行し始める」という現象に出くわしました。

試行錯誤し、ようやく原因を突き止めました。原因は2つありました。

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フレームレート問題

ひとつは、bandicamのスライド動画のフレームレートが29.97ではなく26になっていたことでした。bandicamの設定は問題なかったので、PC側のトラブルか、直接SDカードを保存先に指定していたことが原因かもしれません。『HandBrake』を使用して、フレームレートを29.97に変換したのですが、駄目でした。

スライド動画の長さ自体が変わってしまい、ビデオカメラで撮影していた先生の動画とリンクしなくなってしまいました。意地で調整し、Premiere編集画面上はまったくずれなくなったのですが、いざエクスポートするとズレズレでまったく駄目でした。

VFR問題

そしてもうひとつの原因は、bandicam動画のフレームレートモードがVFRになっていたことでした。動画撮影に詳しい方からのアドバイスで、元々bandicamの設定は以下のようにしていました。

ビデオ ファイル MP4サイズ オリジナル(フルスクリーン)フレームレート 29.97 詳細:CFR優先コーデック MPEG-4 , H264(CPU) 詳細:CBRビットレート 4000kbpsオーディオ コーデック AACビットレート 128kbpsチャンネル ステレオサンプルレート 48000Hz

この設定にも関わらず、『Mediainfo』にてbandicam動画のフレームレートモードを調べたところ、「VFR」になっていたのです。

VFRの動画は、基本、Adobeソフトではまともに扱うことができないそうです。

そしてbandicamの設定上、完全にCFRで固定することはできないようで、撮影スタイルによってはVFR形式の動画になってしまうようです。

※フレームレートを変更すれば可能になるという情報もありましたが、フレームレートは 29.97から変更したくありませんでした。なので、再度『HandBrake』を使用してVFRをCFRに変換しました。

https://ja.osdn.net/projects/handbrake-jp/

まったく問題なくCFRに変換したスライド動画ですが、動画の長さの問題は改善されていませんでした。

スライド動画とスピーカー動画の音声の波形を比較してみると、前者はところどころ「欠けて」しまっていました。この理由はわかりません。

ただ、後はとにかく意地で、欠けてしまっているポイントを探し(波形が合わなくなっている部分)、スピーカーの動画の波形とマッチするよう、ひたすらカット&シフトの繰り返しです。

そしてどうにか、マッチした状態でエクスポートをしました。

結果、完璧に完全にずれのなくなった動画が完成しました。

この記事書いた人
MITSUI

デジタルマーケティングに16年間従事しているMITSUIです。Google AnalyticsとGoogle Tag Managerが大好きで、これらのツールを活用した情報提供を行っています。ブログではデジタルマーケティングに関する情報や最新のトレンド、ベストプラクティスを紹介しています。

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